楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンはやばい?知らないと危険な5つの落とし穴を解説

楽天銀行スーパーローンのやばい真相を知ってビビっている女性
takayuki

楽天銀行スーパーローンは、「月2,000円から返済OK」「金利は年1.9%〜14.5%」といった一見魅力的な条件がそろっており、つい気軽に申し込みたくなるかもしれません。

しかし、実際には返済方式がリボ払いに似ていたり、基本的に上限金利が適応されるなど、注意すべき落とし穴がいくつも存在します。

例えば、楽天銀行スーパーローンで10万円を利用した場合、完済するまでに52,686円の利息手数料が発生します。この利息手数料、やばいと思いませんか?

このページでは、楽天スーパーローンが「やばい」と言われる理由を、具体的な数字や仕組みを交えてわかりやすく解説します。

楽天銀行スーパーローン(カードローン)とは?

楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行が提供する個人向けのカードローン商品です。資金使途は自由で、急な出費や生活費の補填など、さまざまな目的に使える点が特徴です。

限度額は最高800万円と幅広く、WEB完結で申し込みから借入までができる手軽さが人気の理由でもあります。

一方で、返済方法や金利の仕組みについてしっかり理解しておかないと、のちに「思っていたのと違った」と後悔するケースもあります。

特に、返済計画が曖昧なまま借りてしまうと、生活がさらに苦しくなってしまうこともあるため注意が必要です。

楽天銀行スーパーローンの金利・限度額・返済方法

楽天銀行スーパーローンの金利は年1.9%〜14.5%と設定されていますが、初めての借入で適用されるのは多くの場合、上限に近い14.5%が適用されるケースがほとんどです。

また、返済方法は「残高スライド元利定額方式」で、借入残高に応じて毎月の返済額が変動する仕組みです。

例えば、10万円借りた場合、毎月の返済額は2,000〜3,000円程度になることもあり、一見すると負担が少ないように感じますが、低額返済が続くことで、元金がなかなか減らず、返済総額が膨らんでしまう恐れもあります。

借りる前に、どれくらいの期間で完済できるのかシミュレーションしておくことが重要です。

楽天銀行スーパーローンの借入・利用条件

楽天銀行スーパーローンを利用するには、満20歳以上62歳以下で安定した収入があることが基本条件です。パート・アルバイトでも申し込めますが、審査基準は明確にされていないため、必ずしも誰でも借りられるわけではありません。

また、他社での借入状況や信用情報も審査対象になるため、すでに複数社からの借入がある場合や過去に返済遅延の履歴がある場合は、審査に通りにくくなります。

返済能力を慎重に見られるため、収入と支出のバランスがとれていないと、思わぬ形で楽天銀行スーパーローンの審査落ちとなる可能性もあります。

楽天銀行スーパーローンがやばい理由

楽天銀行スーパーローンは、一見すると「月2,000円から返済OK」「金利も低め」といった安心感のあるローンに見えるかもしれません。

しかしその実態には、以下のようなやばい理由があります。

  1. 実質リボ払いと同様の仕組み
  2. 金利が高い(年率14.5%)
  3. 遅延損害金が19.9%と高水準
  4. 総量規制の対象外ゆえの借りすぎリスク
  5. 強制解約の履歴は信用情報に登録される

ここでは、なぜ楽天銀行スーパーローンがやばいと言われるのかを、詳しく解説していきます。

① 実質リボ払いと同様の仕組み

楽天銀行スーパーローンの返済方式は「残高スライド元利定額返済方式」と呼ばれ、一見すると返済の負担が軽く感じられる仕組みです。

実際、毎月の返済額が2,000円〜など非常に低額に設定されており、「これなら無理なく返せそう」と思ってしまう方も多いでしょう。

しかし、この”無理のない返済”の正体は、実質的にリボ払いと同じ構造です。

毎月の返済額が低い分、支払う利息の割合が大きく、元金がなかなか減りません。その結果、返済期間が長期化し、支払総額が大幅に膨らむという落とし穴があります。

例えば、楽天銀行スーパーローンで10万円を借りた場合のシミュレーションは以下の通りです。

10万利用時の返済シミュレーション
  • 毎月の返済額:2 ,000円
  • 返済回数:75回(6年3ヶ月)
  • 返済総額:152,685円

→ 利息だけで、52,686円も支払うことに!

つまり、10万円借りただけなのに、最終的には15万円以上を返さなければならない計算です。

「月2,000円なら返済余裕」と安易に借りてしまうと、気づいたときには返済が長期化し、利息地獄に陥ってしまうこともあります。それがこの“実質リボ構造”やばい特徴です。

② 金利が高い(年率14.5%)

楽天銀行スーパーローンの上限金利は年14.5%。他のカードローン会社(アコムやプロミスなど)の上限金利(18.0%前後)よりもやや低めです。

しかし、そもそも年10%を超える金利というのは、やばい借金であり、決して安心できる水準ではないという点は押さえておくべきです。

たとえば、50万円を年14.5%で借りた場合、1年間で約72,500円もの利息が発生します。

利息手数料の計算方法

式)借入金額×年率×借入日数÷365日

→ 50万円×0.145×365÷365=72,500円

上記の通り、月々の返済とは別に、利息だけでこれほどの金額が発生します。

もちろん、他社のカードローンのほうが金利は高いこともありますが、だからといって楽天スーパーローンが“安全”というわけではありません。

「急場しのぎ」のつもりの借入が、後々自分を追い詰めるきっかけとなるリスクがあることは理解しておきましょう。

③ 遅延損害金が19.9%と高水準

楽天銀行スーパーローンでは、返済が遅れた場合に年率19.9%もの遅延損害金が発生します。これは、一般的なカードローンの通常金利よりも高い水準で、たった数日の遅れでも想像以上の負担になる可能性があります。

「数日くらい遅れても大丈夫だろう」と油断してしまうと、その油断が高額なペナルティとして跳ね返ってくるのです。

例えば、以下は借入残高ごとに遅延日数別の損害金をシミュレーションした一例です。

遅延日数借入残高10万円借入残高25万円借入残高50万円
5日272円681円1,363円
10日545円1,363円2,726円
30日1,635円4,0889円8,178円

上記の通り、50万円の借入を1か月延滞した場合、8,178円の遅延損害金が発生します。

遅延損害金は、返済とは別に加算されるも罰金です。さらに延滞が長引けば、支払い催促の電話(0570666061)や郵送での督促、信用情報への記録といった代償もついてきます。

ほんの数日、楽天銀行スーパーローンの返済遅れが発生、気づけば数千円〜数万円のムダな出費に…。それが年19.9%という数字の怖さなんです。

④ 総量規制の対象外ゆえの借りすぎリスク

楽天銀行スーパーローンは「銀行ローン」に分類されるため、貸金業法で定められた「総量規制」の対象外です。

総量規制とは?

年収の3分の1を超える金額を借りられないよう制限するルールで、消費者金融などにはこれが適用されます。

楽天銀行は銀行法に基づいて運営されているため、上記の貸金業法に該当しません。

つまり、楽天銀行スーパーローンは年収に関係なく借入可能ということ。

年収の3分の1以上の借入も可能であるという点は、場合によってはメリットにも見えますが、裏を返せば「返せないほど借りすぎてしまうリスク」があることを意味します。

年収300万円の場合に借入できる上限額
  • 消費者金融(総量規制あり)
    → 最大100万円までしか借りられない
  • 楽天銀行スーパーローン(総量規制なし)
    → 理論上300万円まで借入可能

借入上限が広がることで、「まだ借りられるから大丈夫」と錯覚してしまいがちですが、返済能力を超えて借り入れれば、やがて借金依存の悪循環に陥るおそれがあります。

⑤ 強制解約の履歴は信用情報に登録される

万が一、楽天銀行スーパーローンの返済が長期間にわたって滞ったり、利用条件に違反したりすると、契約は「強制解約」となります。

この情報は、信用情報機関に記録され、いわゆる“信用情報にキズが付く”状態になります。

さらに注意すべきなのは、楽天スーパーローンが強制解約された場合、連携している楽天カードが強制解約になる可能性があるという点です。これはすでに楽天カードを持っている方にとって大きな影響となり得ます。

信用情報がキズ付くデメリット
  • クレジットカードの新規発行ができなくなる
  • 他社のカードローンやフリーローンの審査に通らなくなる
  • 自動車ローンや住宅ローンが組めなくなる
  • スマホ端末の分割払いが利用できなくなる
  • 賃貸物件の審査に落ちる可能性がある
  • 復旧までに数年単位(5年〜7年)かかることもある

信用情報のキズは、クレジットカードが作れない、カードローンが利用できない、という以外にも多くのデメリットを引き起こすので要注意です。

特に、楽天カード強制解約後の再契約は原則不可のため、長期間クレジットカードを持つことができなくなる可能性もあります。

楽天銀行スーパーローンと楽天カードのキャッシング、何が違う?

楽天銀行スーパーローンと楽天カードのキャッシングは、どちらもお金を借りる手段ではありますが、仕組みや条件に大きな違いがあります。

主な違いは以下の通り。

楽天銀行スーパーローン楽天カードのキャッシング
利用上限額10~800万円10~100万円
貸付金り1.9~14.5%15.0~18.0%
返済方式リボ払い翌月一括払い
リボ払い
返済方法口座引き落とし
提携ATM払い
インターベットバンキング
口座引き落とし
毎月の返済額2,000円~3,000円~

楽天カードのキャッシングは、クレジットカードに付いている機能で、限度額は比較的少なめですが、すぐにお金を引き出せるスピード感が魅力です。

一方、楽天銀行スーパーローンは独立したローンサービスで、審査に通れば最大800万円まで借入が可能。まとまったお金を必要とする人向けです。

審査・金利・返済方法の違いを詳しく

楽天カードのキャッシングは、カードをすでに持っていればすでにキャッシング枠がついているケースが多く、審査なしで手軽に利用できます。ただし、金利は年15.0〜18.0%と高く、長期利用に向いていません。

一方の楽天スーパーローンは、事前の審査が必要ですが、金利は年1.9〜14.5%とやや低めに設定されています。そのぶん、申し込みから利用開始までに多少時間がかかる点には注意が必要です。

返済スタイルも異なります。キャッシングは「一括」または「リボ払い」、スーパーローンは「定額返済」方式で、毎月の負担を抑えながらコツコツ返していく形になります。

どっちが危ない?安全に使うならどっち?

どちらも借金には変わりないため、安易な利用は禁物です。ただし、目的や使い方によって、向いているサービスは異なります。

  • 長期利用ならスーパーローン
    → 金利が低く、返済計画も立てやすい。ただし、月々の支払いが少ないぶん、完済までの期間が延びて、総支払額が大きくなるリスクあり。
  • 短期利用ならキャッシング
    → 金利は高めでも、少額をサッと借りて早めに返すならダメージは最小限に。

とはいえ、どちらも高金利の借金であることに違いはありません。

そのため、どちらが安全といったことはなく、どちらもやばい借金であることは理解しておく必要があります。

こんな人は要注意!楽天銀行スーパーローンを使わない方がいい人の特徴

楽天銀行スーパーローンは、手軽にまとまった金額を借りられる便利なサービスです。しかし、誰にとっても最適とは限りません。

以下に当てはまる人は、利用を慎重に検討すべきです。

  1. 月々の返済額だけみて借入しようとしている人
  2. 借金を新たな借金で返そうとしている人
  3. 収入が不安定で、返済の見通しが立っていない人
  4. 契約内容や金利の仕組みを理解せずに申し込もうとしている人
  5. 将来、住宅ローンや自動車ローンの利用を考えている人

上記に自分が該当しないか、チェックしてみてください。

① 月々の返済額だけみて借入しようとしている人

楽天スーパーローンは、月々2,000円から返済できるため、一見「負担が少なくて安心」と感じるかもしれません。

しかし、これは最低返済額であり、実際は利息が多くを占めているため、元本がなかなか減らず完済までに何年もかかることもあり、「少額返済だから大丈夫」と安易に判断するのは危険です。

② 借金を新たな借金で返そうとしている人

すでに他の借入がある中で、「とりあえず目先の返済を乗り切るために」と新たな借入をする人は要注意です。

楽天銀行スーパーローンは複数社からの借入も対象となる「総量規制」の対象であり、借金が雪だるま式に増えるリスクがあり、最終的に借金総額を増やしてしまう危険があります。

③ 収入が不安定で、返済の見通しが立っていない人

パート・アルバイト・フリーランスなどで収入が月によって大きく変動する場合、定額返済を継続するのは簡単ではありません。返済が滞ると信用情報に傷がつき、強制解約や他のローン・クレジットカードへの影響が出ることもあります。

すでに借入の返済を滞納している、収入が不安定で返済の見込みがない、という場合は決して利用してはおけません。

④ 契約内容や金利の仕組みを理解せずに申し込もうとしている人

楽天銀行カードローンの金利は1.9〜14.5%のため、「1.9%で借りれるなんてお得じゃん?」と考える人も多いでしょう。

しかし実際に適用される金利は14%以上がほとんど。必ずしも最低金利で借りられるとは限りません。

また、残高スライド返済方式は仕組みが複雑で、利息手数料や返済スケジュールを把握せずに契約すると「いつまで経っても返済が終わらない…」という状況に陥り、気づいたことには多額の借金を抱えてしまうリスクが高いです。

⑤ 将来、住宅ローンや自動車ローンの利用を考えている人

スーパーローンで延滞や強制解約となった場合、その情報は信用情報機関に登録され、いわゆる「ブラックリスト」に載る可能性もあります。

この場合、5〜7年間は新たなローン契約が困難になり、マイホームの夢や車の購入、スマホの分割払いなどにも支障が出る可能性があるため、将来計画がある場合は利用を控えた方がいいでしょう。

まとめ:楽天銀行スーパーローンはやばい借金、利用は控えて

楽天銀行スーパーローンは、一見すると「月々2,000円の返済でOKなら大丈夫」と思えるかもしれませんが、その実態はリスクの高い借金です。

以下のような点から「楽天銀行スーパーローンはやばい借金」と言われても決して大げさではありません。

楽天銀行スーパーローンがやばい理由
  • 金利14.5%は決して低くない
  • 月々の返済額は少ないが、元本がなかなか減らず完済までに時間がかかる
  • 延滞や強制解約により、信用情報にキズがつく可能性がある
  • 信用情報の悪化で、将来のローンやクレジットカードの審査に通りづらくなる

「このまま借金を増やして大丈夫?」と少しでも感じるなら、その感覚を大切にしてください。

一時的な安心感よりも、将来の生活の安定を優先して、他の選択肢も冷静に検討することをおすすめします。

ABOUT ME
Takayuki A.
Takayuki A.
Webライター
クレジットカード滞納・強制解約などの金融トラブルを中心に発信するWebライター。自身の体験をもとに、信用情報やクレジット審査の仕組み、再申込みのポイントまで、専門的な情報をわかりやすく解説します。
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