楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンの返済遅れ、信用情報に傷がつく前にすべき対処法

楽天銀行カードローンの返済が遅れてパニックになっている女性
takayuki

天銀行スーパーローンは、毎月の返済額が2,000円からと少額に見えるものの、返済が遅れルト年率19.9%の高い遅延侵害金が発生します。

さらに、滞納が2ヶ月以上続くと信用情報に「異動」として記録され、いわゆるブラックリスト入りの状態に

こうなると、今後のローン審査やクレジットカード契約ができなくなり、長期間にわたって日常生活にもさまざまな支障が出る可能性があります。

このページでは、楽天銀行スーパーローンの返済が遅れた場合に起こるリスクと対処法を解説しますので、参考にしてみてください。

楽天銀行スーパーローンの返済が遅れると、どうなる?

楽天銀行スーパーローンの返済が遅れると、遅延損害金が加算されるだけでなく、追加融資が止まり、最悪の場合はブラックリストに登録されるおそれも。

返済遅れが長引くほど状況は悪化するため、早めにリスクを把握して適切に対応することが重要です。ここでは、以下のリスクについて解説します。

  1. 遅延損害金が発生
  2. 新規の出金停止
  3. ブラックリスト登録

返済遅れが長引くほど状況は悪化するため、早めにリスクを把握して適切に対応することが重要です。

① 遅延損害金が発生

返済期限を過ぎると、通常の利息とは別に「遅延損害金」が発生します。

楽天銀行スーパーローンの遅延損害金は年率19.9%と非常に高く設定されており、短期間の遅れでも負担は大きくなるので要注意。

例)借入残高10万円を30日間延滞した場合

遅延損害金
:10万円 × 0.19 × 30日 ÷ 365日 = 1,635円

つまり、1ヶ月遅れただけで1,600円以上の遅延損害金が追加で発生します。元々の返済額に加えてこのようなペナルティが課されることで、返済負担が一気に膨れ上がってしまうのです。

返済が長引けば長引くほど損害金も増加するため、早めの対応が非常に重要です。特に、支払い催促の電話(0570666061)がかかってきた場合は、無視せず対応するようにしましょう。

② 新規の出金停止

楽天銀行スーパーローンでは、返済の遅れがあると新たな借入(追加融資)が自動的に停止されます。

「急にお金が必要だから借り足したい」と思っても、延滞状態では審査が通らず、引き出し自体ができなくなるため、非常に厳しい状況に陥ることになります。

この借入停止措置は一時的なものであり、延滞を解消すれば再び借入可能です。

しかし、返済遅れが長期化した場合には、ローン契約自体が強制解約となるリスクもあるため注意が必要です。

③ ブラックリスト登録

楽天銀行スーパーローンの返済が61日以上(または3ヶ月以上)滞納すると、信用情報機関に「異動」として記録され、いわゆるブラックリスト状態になります。

一度ブラック情報が登録されると、今後5年間は住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードの新規契約ができず、その後も「スーパーホワイト」として、審査に影響を及ぼす可能性があります。

さらに注意したいのが、ブラック情報が5年後に削除されたとしても、その後に「スーパーホワイト」と呼ばれる状態になることです。

スーパーホワイトとは?

信用情報に過去のクレジット履歴が一切存在しない状態を指します。本来であれば、まったく借入やクレジットの利用がない清廉な状態とも見られがちですが、金融機関からすると、

  • なぜ一切クレジット履歴がないのか?
  • 過去に金融事故を起こして、情報が消えただけでは?

といった疑念を抱かれる可能性があります。

特に30代〜50代でスーパーホワイトの場合、「ブラック履歴が消えた直後では?」と判断され、審査に不利に働くことがあります。

そのため、ブラック期間が終了した後も、すぐに各種ローンやクレジットカードが作れるとは限らず、信用の再構築には長い時間と実績が必要となります。

ブラックリスト登録されると、どうなる?

楽天銀行スーパーローンの返済遅れを放置すると、信用情報に「延滞」として記録され、いわゆる「ブラックリスト入り」の状態になります。

これにより、日常生活の中でも以下のような重大な制限がかかる可能性があります。

  1. クレジットカードの契約ができない
  2. スマホ機種購入時に分割払いができない
  3. 銀行融資を受けられない
  4. 保証会社の審査付き物件の賃貸契約ができない

詳しくみてみましょう。

① クレジットカードの契約ができない

楽天銀行スーパーローンの返済を61日以上滞納、ブラックリストに登録された場合、その後5年間は新規クレジットカードの契約ができない可能性があります。

また、すでに契約中のクレジットカードがある場合、それらの契約も強制解約されるので要注意。例えば、楽天カードの強制解約は避けられないでしょう。

ただし、デビットカードはカード発行時の与信審査がないため、ブラックリスト登録者でも持つことができます。最近では、デビットカードはクレジットカードと同じように利用できるため特に不便はないかもしれません。

また、ブラックリストの期間中は、デビットカードを使って堅実な口座管理や支出の記録を残すことで、金融機関からの信頼を少しずつ回復していくことも可能です。

② スマホ機種購入時に分割払いができない

スマートフォンの買い替え時、多くの人が端末代金を分割払いで契約しています。

しかし、スマホ機種代の分割払いには必ず与信審査があるため、ブラックリストの人は審査に通らず、分割払いが利用できません。

つまり、ブラック状態ではスマホを購入する際に端末代を一括で支払う必要があり、経済的な負担が一気に重くなるというリスクがあります。

さらに、携帯会社が提供する「端末購入補助」や「残債ゼロキャンペーン」などの独自の割賦プランも、信用情報に問題があると審査対象外となる可能性が高く、利用できないケースもあります。

スマートフォンは生活インフラの一部とも言える存在ですが、ブラックリストに登録されると、その買い替えすらスムーズにできなくなる可能性があることにも注意が必要です。

③ 銀行融資を受けられない

ブラックリストに登録されると、銀行や消費者金融などが提供するあらゆる融資サービスの利用が事実上できなくなります。たとえ申し込みをしても、信用情報に延滞履歴が残っている限り、審査に通過することはないでしょう。

具体的には以下のような金融サービスが利用できなくなります。

  • 自動車を購入する際の「マイカーローン」
  • 子どもの進学費用を補う「教育ローン」
  • 住宅購入時の「住宅ローン」

さらに、ブラック期間が終了した後も、しばらくクレジットやローン履歴が一切ない「スーパーホワイト」と呼ばれる状態になり、これもまた審査上マイナスに評価されるケースがあります。

「今すぐに借りる予定はないから関係ない」と考えている方も、将来的に資金が必要になったタイミングで融資が受けられないリスクを踏まえておくことが大切です。

④ 保証会社の審査付き物件の賃貸契約ができない

あまり知られていませんが、ブラックリストに登録されていると、賃貸住宅の契約時に保証会社の審査に通らない可能性があります。

近年、多くの不動産会社では「家賃保証会社」を利用しており、入居審査時に契約者の信用情報(クレジットの延滞歴や強制解約履歴など)をチェックしています。

このため、ブラックリスト状態が確認されると、「保証会社の審査に落ちて部屋が借りられない」といったケースが実際に発生しています。

特に以下のような方は要注意です。

  • これから引っ越しを検討している人
  • 転勤などで急に新居が必要になる可能性がある人

「ブラック状態では住まい探しにも支障が出る」という点は、事前に知っておくべき重要なリスクです。

楽天銀行スーパーローン返済遅れた時の対処法(支払い方法)

万が一、楽天銀行スーパーローンの返済が遅れてしまった場合でも、焦らずに対応すれば滞納の影響を最小限に抑えることができます。

滞納時も通常と同様の方法で返済が可能なので、以下のいずれかの方法を選んで速やかに入金しましょう。

  1. 銀行口座から自動振替
  2. 楽天銀行提携ATMから振込
  3. インターネットバンキングで振込

できるだけ早めの対応が求められます!

① 銀行口座から自動振替

返済日(毎月1日・12日・20日・27日)に引き落としができなかった場合でも、楽天銀行口座を振替口座に指定している場合に限り、月末27日に再振替が1回のみ実施されます。

ただし、楽天銀行以外の口座を登録している場合は再振替は適用されないのでご注意ください。

② 楽天銀行提携ATMから振込

楽天銀行が提携する全国のコンビニATM(セブン銀行、ローソン銀行、イーネットATMなど)から、直接ローン返済用口座に入金が可能です。ATMによっては土日祝日も利用でき、24時間対応している機種もあります。

ただし、ATMによっては手数料が発生する場合があるため、事前に楽天銀行公式サイトで利用可能なATM一覧と手数料情報を確認しておくと安心です。

③ インターネットバンキングで振込

楽天銀行のメンバーズデスクにログインすれば、スーパーローン返済専用口座の情報を確認できます。

ネットバンキングを使って、24時間いつでも返済口座に振込が可能です。手数料も比較的安価で、最も柔軟に対応できる方法のひとつといえるでしょう。

なお、振込先口座は会員ごとに異なるため、必ずログインして確認してください。

楽天銀行スーパーローンの返済は待ってもらえる?

基本的に、楽天銀行スーパーローンは決まった返済日を過ぎると「延滞」と見なされ、遅延損害金が発生します。

ただし、どうしても今月の返済が厳しい場合や給与日と返済日がずれてしまった場合は、事前に楽天銀行へ連絡することで、ある程度の柔軟な対応を受けられる可能性があります。

たとえば以下のようなケースでは、早めにローンセンターへ相談することで、返済日や支払方法について配慮してもらえる場合があります。

  • 今月だけ、給与日が少し遅れている
  • 一時的な支出がかさんで、数日の猶予がほしい

楽天銀行側も、誠意を持って状況を説明すれば、分割返済や支払期日の調整などを提案してくれる可能性があります。

ただし、支払義務が免除されるわけではないため、「相談=猶予確定」と誤解しないよう注意しましょう。

返済金額が確定するタイミングにも注意

楽天スーパーローンの返済金額は、毎月の返済日の15日前(請求確定日)時点の利用残高をもとに確定します。例えば、返済日が6月1日の場合、5月17日時点での利用残高によって返済金額が決まります。

この確定日から返済日前日までに一部返済を行っても、その分は次回の返済額には反映されません
※返済はされたことになりますが、自動引き落とし額には変化なし

もし請求確定日までに最低返済額に満たない返済しかできなかった場合、その差額はそのまま当月の引き落とし対象になります。

こうした仕組みを知らずに「先にATMから返済しておいたから、もう安心」と思っていると、引き落とし金額が予想より多くなったり、延滞扱いになってしまうこともあるため注意が必要です。

楽天銀行スーパーローン返済遅れに関するよくある質問

Q
何日遅れると遅延損害金が発生しますか?

返済期日の翌日から発生します。1日でも遅れた場合には、年率19.9%の遅延損害金が発生します。

Q
2ヶ月以上返済が遅れるとどうなりますか?

信用情報機関に「異動」として登録され、いわゆるブラックリスト状態となります。ブラックリスト情報は信用情報機関で5年間保管され、この間は今後のローン契約やクレジット契約ができなくなります。

Q
少額の滞納でもブラックリストに載りますか?

ブラックリストに登録される基準は、滞納日数(61日以上)です。そのため、数千円でも長期間の滞納が続けばブラックリスト登録の対象となります。

このように、滞納が長期化した場合、楽天銀行スーパーローンはやばい、ということは覚えておきましょう。

まとめ:楽天銀行スーパーローンの返済遅れは信用情報に直結|早めの対応がカギ

楽天銀行スーパーローンの返済遅れは、たとえ少額でも深刻な結果を招くおそれがあります。

特に長期の滞納はブラックリスト登録のリスクがあり、日常生活にもさまざまな制限がかかるようになるため注意が必要です。

以下のポイントを改めて確認し、少しでも返済が厳しいと感じたら、早めの対処を心がけましょう。

返済が遅れた時の主なリスク
  • 遅延損害金の発生(年率19.9%)
  • 新規の借入が停止される可能性
  • 61日以上の滞納でブラックリスト登録
  • ブラック明けも“スーパーホワイト”で審査に不利
  • スマホの分割購入・賃貸契約・ローン審査に支障
返済が遅れた時の対処法
  • まずは速やかに返済(ATM・ネット・口座振替)
  • 楽天銀行へ早めに相談(期日調整・分割相談)

なお、楽天銀行に相談して、支払い期限の猶予が許可された場合でも、契約が強制解約されるケースがあります。この場合、再申し込みしても、楽天銀行スーパーローン審査落ちし、さらに信用上場に傷つけてしまう可能性にも注意が必要です。

とはいえ、「返済遅れても、どうにかなるだろう」と放置するのが一番危険。

信用情報は将来の住宅ローンや生活全体に関わる重要な資産です。小さな延滞でも、重ねれば取り返しがつかない事態になりかねません。今のうちから、誠実な対応を心がけましょう。

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Takayuki A.
Takayuki A.
Webライター
クレジットカード滞納・強制解約などの金融トラブルを中心に発信するWebライター。自身の体験をもとに、信用情報やクレジット審査の仕組み、再申込みのポイントまで、専門的な情報をわかりやすく解説します。
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